オンラインカジノは依存性が高い?対処法はある?

オンラインカジノは依存性が高い?対処法はある?

手軽に楽しむことができる「オンラインカジノ」。しかし、その手軽さゆえに高い依存性があるとも言われています。本記事では、「オンラインカジノは依存性が高い?対処法はある?」と題して、ギャンブル依存症やその対処法をご紹介します。

ギャンブル依存とは

ギャンブルに依存してしまうと、ギャンブルをしたいという衝動を自分自身ではコントロールできなくなってしまいます。また、このことが原因で自身の資金を使い果たしてしまったり、ギャンブルのことしか考えられなくなったり、最終的には生活が破綻してしまうということにまで発展します。具体的な症状は、次のようなものです。

  • ギャンブルをするために、他人から金銭を借りる
  • ギャンブルで失った金銭を、ギャンブルで取り戻そうとする
  • ギャンブルをやめると、落ち着きがなくなる
  • ギャンブル以外の予定をギャンブルが理由でキャンセルする
  • いつもギャンブルのことばかり考えてしまい、他のことが手につかない

ご覧の通り、生活の中心がギャンブルとなってしまっていますね。この結果、金銭的な問題や仕事や人間関係の問題、最悪の場合には自殺願望が生まれてしまうなど、深刻な事態に陥る場合も出てきます。

 

ギャンブル依存のメカニズム

ギャンブル依存の原因は、「脳内報酬系」と呼ばれる部位などの機能異常と考えられています。この脳内報酬系とはワクワク、気持ちがよい、幸せを感じる部分であり、ギャンブルで勝った時にこの部分が反応し、快楽物質であるドーパミンが大量に生産され放出されます。

ギャンブルを続けて「依存状態」になると、脳内報酬系が鈍感になり、少しの快楽では反応しなくなってしまい、本来楽しいと感じられるはずのものでも楽しさを感じられなくなります。その結果、ギャンブルを連想させる何かを目にしたり、耳にしたりするとその時だけ脳の一部が活性化、ギャンブルをしたいという欲求が沸き上がります。しかし、この時点でドーパミンはすでに放出されなくなっているために欲求は満たされず、ギャンブルがどんどんエスカレートしていってしまうのです。

 

オンラインカジノ 依存性は高いのか

ギャンブル依存症の人などからの相談にあたっている団体の方の話によれば、オンラインカジノは1回あたりの所要時間が短いことを挙げ、その依存性を指摘しています。例えば、オンラインカジノ ルーレットをする場合、現金をかけてから結果が出るまで数秒です。そのため、すぐに結果が出て、次々と現金をかけていくことになります。この結果、他のギャンブルよりも依存症になるスピードが早くなるのです。また、1回の掛け金が最高で1万ドル、日本円で130万円以上にのぼることもあります。これで負けた時、借金も高額になりがちです。

 

オンラインカジノ ギャンブル依存を避け、楽しくプレイする3つの方法

オンラインカジノは、適度に遊べば競馬やパチンコのように楽しい娯楽の1つとなりえます。ギャンブル依存を避けて、楽しくプレイできるように、自分でできる対策方法を3つご紹介します。

 

①予算設定と予算管理

ギャンブルを行う際に、最も重要なことは「予算設定」と「設定した予算を守ること」です。オンラインカジノを始める前に、必ず日・週・月などで自分の許容範囲となる予算を設定しましょう。そして、何があってもそれを遵守すると決めておくことによって、使いすぎを防ぐことができます。

 

②厳しいライセンス基準をもったオンラインカジノを選ぶ

オンラインカジノの運営ライセンスには様々なものがあり、特に取得の難しいと言われるライセンスでは、プレイヤーのことを考え、安全にプレイできるように考慮されています。例えば、「MGA」と呼ばれるマルタ共和国発行のライセンスです。厳しい規制がかけられているので、運営側もプレイヤーが遊びすぎていないか等 しっかり目を光らせています。そう考えると、比較的安全にカジノを楽しむことができそうですよね。

 

③責任あるギャンブル(自己規制)ツールを使用する

①で挙げた予算設定をオンラインカジノサイト内で行ってくれるのが「責任あるギャンブル(自己規制)ツール」です。MGAのライセンスを取得したオンラインカジノでは、必ずこの機能が使えるようになっています。1日・1週間・1ヶ月毎の入金額や賭け金額、損失額、プレイ時間などについて、あらかじめ上限を設定しておくことができ、その上限に達すると一時的にアカウントが使えなくなるようになったり、警告メッセージが出たりするので、遊びすぎるということもありません。

 

最後に

いかがでしたか?ギャンブルには、中毒性があります。オンラインカジノは、あくまでも娯楽の1つとして、節度をもって楽しみましょう!